Documents‎ > ‎

PSP用シリアルコンソール

PSP用のシリアルコンソール、作ってみた。

回路に必要な材料

  1. MAX3232CPE×1
  2. 1μFのコンデンサ×5
  3. D-SUB9ピンコネクタ
  4. 適当な基盤
  5. PSP-1000用のコントローラケーブル×1←入手が現在難しいです。自作する必要があるかもしれません。

実際に使った材料

  1. 【トラ技2008年9月号付録企画】基板製作オプション部品セット  ←上の表の1~3が入ってます。バラで買った方が安い気もするけど気にしない。
  2. 【CK-10】コネクタ変換基板・D-SUBコネクタ9ピン用 
  3. 適当な基盤
  4. 家に転がってたPSP-1000用コントローラケーブル
  5. 同じく家に転がってたUSB-RS232コンバータケーブル
  6. 適当なプラスチックケース

情報

  1. 回路図とか。これがなければ始まらない。そのうち無くなっても困るのでミラー
  2. PSP側のピンアサイン情報。(Pin Assignでピンの割り当てという意味。海外ではPinoutsと言うのが一般的かもしれない) 回路図に書いてあるリンクが切れてるので一応。
PSPのピンアサインはこんな感じ。

作ってみた。

馬鹿の末路。微妙に予定してたケースの内寸より基盤が大きくなってしまいました。

リモコンケーブルの配線が結構細いので、とりあえず適当に基盤に横一列でハンダ付けしてからテスターで配列を調べる。
チスタガネはハンダ付けする時に基盤抑えるのに最適でしたw

コントローラケーブルと基盤をリード線で接続。
ここらで手持ちのRS-232ケーブルを試しに繋いでみようと思ったのだが、両方のコネクタの横にメスのネジが組み込まれていて競合。基盤側のネジを外して対処しました。

適当なケース(安価なドライバーの箱)に入れて、ケーブルが引っ張られたとき基盤が壊れないよう結び目でストッパー作って組み込み。
簡単に開いてしまうので側面はビニルテープでぐるぐる巻にしました。
オーディオジャックを使えるようにしたくなった時の為に、リモコンケーブルの配列表を同梱しています。

使い方

Windows7非対応のUSB-RS232コネクタだということが後から判明したのでvmware上のUbuntuに制御してもらいました。
screen /dev/ttyUSB0 115200
適当な権限で上記のコマンドを打つと接続できます。screenコマンドの第一引数は環境によって変わると思いますので適当に変更してください。
Comments